感謝と感動を伝えるムービー演出のいろは 

年代も性別も違うゲストが一同に集う結婚式。ムービー演出は全員が笑ったり、泣いたり、思わずほほ笑んだりと結婚式を印象的に盛り上げる最大の演出です。ムービー演出にはどのような種類があって、準備の段階でどのようなことを心がけるといいのでしょうか? 

大きく分けて3つのタイプがあるムービー演出に期待できるそれぞれの効果

ムービー演出には上映のタイミングにあわせて3つのカテゴリーがあり、それぞれに演出の意図や目的、集める素材も変わってきます。まずは、それぞれのタイプをご紹介いたします。

カテゴリー 上映タイミング 演出意図・期待できる効果
オープニング 入場直前 これから始まるパーティーの「予告」の役割も果たしてくれます。ご出演いただいたゲストに向けての「ありがとう」という感謝の気持ちや「一緒に楽しみましょう」というワクワク感をおくることができます。
プロフィール

・お色直しの中座中

・歓談時間

・二次会の余興演出

 おふたりの生い立ちや出会い、そして結婚式を迎えるにあたっての想いを映像を通してゲスト全員に知ってもらうことができます。ゲストはおふたりをよく理解でき、距離が縮まる効果があります。

ご家族やご親族ゲストにとっては思い出を懐かしみ、感動に浸ることもできます。

エンドロール 送賓直前

 お開きとなり、ご両家ご両家が会場を後にされて、お見送りの準備をしている間にゲストの皆さまにご覧いただく映像。ゲストの方々への感謝の気持ちを込めて、思い出の写真とご列席者のお名前を上映。

ゲストの皆さまへメッセージを載せることも可能です。

 

一般的には、結婚式の約2カ月前に映像のお打合せを行い、どのような映像の種類があるのかサンプルもご覧いただきながら、おふたりの希望やイメージなどをお伺いします。

どのタイプの映像を選ぶかを検討していただいたあとに、写真やコメントなどの制作に必要となる素材をお預かりして、編集作業に入ります。

 

<ムービー作りをプロに依頼することのメリット>                                        結婚式までまだ日にちがあって、自分たちで作ってみようと検討されている方にはぜひチャレンジしていただきたいと思うのですが、  お日にちが近づいてくるに従っておふたりの準備するものが重なっていきます。
前日まで徹夜で作成され、疲れが残った状態で当日を迎えるなどというご負担のないように私たちプロフェッショナルにお任せいただけたら安心かと思います。

プロフィールムービーの魅力

 

 

 

ムービー演出は、「見て楽しむ」という余興的な効果のほかに、その場の空気を温める効果にも期待が持てます。
まずは当日ご出席される方の顔ぶれをイメージしてみましょう。

おふたり共通で幼い頃からご存じの方は、ほとんどいらっしゃらないと思います。その一方で、いらっしゃってくださった方々はこれからの人生をおふたり揃ってお世話になる方々ばかりです。

ご披露宴では、司会や媒酌人よりおふたりのプロフィール紹介が行われますが、言葉だけでは伝わりづらい視覚的な部分をプロフィールムービーを通して披露することもできます。

「小さい頃にこんなふうに笑う子だったよ」「こんな楽器を習っていたんだよ」「こんなスポーツをやっていたんだ」など、写真で見てもらうことで今日初めてお会いする方も、まるで以前から知っているような感じが得られて、心の距離をぐっと縮めることが出来ることもムービーを上映することの魅力です。

その場だけでの感動ではない、ずっと手元に残る宝物に

ご披露宴のあとも、おふたりの結婚記念日ごとに振り返るように見返されたり、お父さまやお母さまが見返してくださったり、少し未来の話になりますが、お子さまが生まれた時に「パパとママはこう育ったんだよ」と、見てもらうこともできます。
プロフィールムービーは、その場だけの感動だけではなく、生涯残る宝物にもなります。


ムービータイプ別の写真のセレクト方法

■オープニングムービー

おふたりお揃いのポージング!

 

おふたりの「今」を知る方々が集まる場ですので、オープニングムービーには、等身大のおふたりの写真で綴っていくといいと思います。オープニングムービー用に写真を撮影するのであれば、思い出の場所や結婚式を挙げる式場を舞台に普段着のおふたりが登場して、コミカルな動きでオープニングを飾ってみるのもいいでしょう。スケジュールに余裕があれば、結婚式にお召しになる衣裳とは違う着物やドレスで前撮りをして活用していただくのもおすすめです。

 

■プロフィールムービー

3歳のころ 兄弟仲良く晩御飯

 

ムービー演出の王道であるプロフィールムービーですが、作る上では長すぎず、短すぎない上映時間を意識して写真を選んでいくことをおすすめします。時間にすると長くとも7分ぐらいが楽しくご覧いただけるベストタイム!
インパクトを重視するなら、写真の点数は少ない枚数で、じっくりご覧いただくのもおすすめです。

写真は、七五三やお節句など、何歳ころの写真というのがひと目で分かるものですと見栄えもします。

例えば、おじいさまやおばあさまなど、お身内の方から雛飾りをもらったご新婦なら、雛人形を前に撮影した写真をセレクトすることで、懐かしくも誇らしく思っていただけます。学生時代や社会人になってからの写真もなるべく本人が探しやすいもの、そしてお顔が大きく映っているものを選ぶと、楽しさが伝わりやすいです。

 

 ■エンドロールムービー

ゲストのお名前をエンドロール

 

披露宴の終盤に上映することが多いので、お父さまやお母さまなど、特別な誰かに宛てるつもりで写真を選んだり、手紙を読む代わりにコメントで想いを綴ってみるのも素敵です。
例えば手紙の直筆の書体を画像として取り込み、手書きの温かみと写真で綴ってみたり。

エンドロールムービーは感謝と感動をダイレクトに伝えることができる役割があるので、写真を少なめにしてゆっくりと一枚一枚の思い出に浸るスタイルが人気です。

 

 

どういう写真を選べばいいの?写真選びのポイント!

■コメントの文字サイズや長さは、余韻に浸る「間」を大切に

ムービーは、その名の通り「映像」を楽しむものですので、文字が多すぎると写真の余韻に浸ることが難しくなります。スクリーンにふたりの写真がそれぞれに映し出されて、「この時から変わらないね」「かわいかったね」という思い出を振り返る間が大切です。野球に没頭していた時代の写真なら、その時代のエピソードを少し触れる程度のコメントでOK。
“ ゆったりめのテンポ ” を常に心がけて構成していくといいでしょう。

 

 ■本人が小さく映っている写真よりも大きく映っている写真をチョイス

集合写真も面白いチョイスだと思いますが、ゲストの皆さまはおふたり自身をしっかりと見たいと思っていらっしゃるので、ご出席ゲストの皆さんと撮影した思い出写真を中心に選ばれることをおすすめします。

集合写真でも例えばひとりだけ舌を出していたり、ユニークなポーズをしている写真なら、「こんな子どもだったよね」と懐かしく、笑顔をもたらす効果も期待できます。

 

 

 

■顔がアップになった2ショット写真よりも背景の映り込んだ写真を
プロフィールムービーは、ご新郎さまのパートとご新婦さまのパート、おふたりが出会ってからのパートの3部で構成されることが多いのですが、おふたりのパートの写真には、顔がアップになったものでなく、どこで撮影したものかが分かるものを選ぶようにしましょう。

同じ構図の写真が続くと少し退屈になってしまうかもしれません。ストーリー性のある作品に仕上げるのであれば、春夏秋冬のそれぞれの季節のお出かけした思い出の写真を選ばれると色彩も美しく、楽しんでご覧いただけると思います。

 

背景が入っていると、どこでの写真なのか一目瞭然

ご新郎ご新婦のパートで写真点数に偏りが出てしまったときには…

どちらかの幼少時代の写真点数が極端に少ない場合でも、趣味や職場の写真などで人となりを表現することができます。
例えばご新郎のパートの場合、趣味が日曜大工なら、ホームセンターで買物している姿、料理が趣味ならエプロンをつけて台所に立っている姿を撮影するなど、必ずしも時系列に並べる必要はありません。

またおふたりが出会ってからのパートで、2ショット写真が少ない場合には、ご新郎ご新婦それぞれが写真を撮り合い、「アンサーフォト」を作ってみるのも面白い。
ご新婦の手作りのシチューが大好きなご新郎の場合、できたてのシチューを手にしてほほ笑むご新婦の表情に「○○が作った大好きなシチュー」といったコメントを上映して、次の映像では、そのシチューをもりもりと食べるご新郎の写真と「この幸せそうな表情を見るのが幸せ」をコメントで答えるなど、写真点数が少ない場合でも、アイデア次第で表現方法は盛りだくさん!

 

ムービー映像はその場を楽しむだけでなく、親御さまへの「プレゼント」としても最適。

VHSが主流の頃、作成したプロフィールムービーを擦り切れるまで毎日毎日ご覧になっていたお母さまもいらしたそうです。
親御様にとって思い出の写真を綴ったムービーは、これまで大切に育ててきた愛情への恩返しに。
思い出のたくさん詰まった写真で感動のシーンをいっそう盛り上げてくださいね!

 

 

 

 

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